自分がポンコツであるとわかっている人ほど、自身のポンコツさに嫌気が差してしまいやすいです。
ポンコツと一口に言っても様々なものがあり、中にはポンコツではないのに周りからそうゆう扱いをされてしまっているような人もいます。
この記事では自身がポンコツすぎて嫌になってしまう原因とそれに対する改善策について記載していきます。
ポンコツであることに悩んでいるならば、ぜひこの記事を参考にポンコツからの脱却を目指してみてください。
ポンコツすぎて嫌になってしまう5つの原因
ポンコツすぎて嫌になってしまう原因としては、以下があげられます。
- 失敗を過大に評価してしまっている
- どうにもならないことも原因を自分にしてしまっている
- 幼い頃から「ダメな子」だと言われてきた
- メンタル面の病気になってしまっている
- 自身をとりあえず守ろうとしている
失敗を過大に評価していたり、どうにもならないことですら原因を自分にしている・幼い頃から「ダメな子」だと言われてきたなど、様々な原因があげられます。
以下では、上記のポンコツすぎて嫌になってしまう原因について詳細な内容をお届けいたします。
失敗を過大に評価してしまっている
成功していることのほうが多いにも関わらず、一つの失敗を過大にマイナスしてしまいがちです。
マイナス評価を過大にしてしまうため、ある程度成功していることがあるにも関わらず、最終的に全体を過小評価してしまいます。
例えば昔仕事で多数成功していたにも関わらず、最後にたった1回失敗しただけで、「仕事はうまくいかなかった」と、それまでの成功をほぼ無しにするほど過小評価してしまいます。
失敗から学ぶことも大事ですが、得られた成功体験も含めて自身の仕事を評価していくべきですね。
どうにもならないことも原因を自分にしてしまっている
ミスの原因は自身でどうにもならないことなのにも関わらず、「自分が悪い」や「自分のせいだ」と原因を自分にしてしまいがちです。
自身がポンコツで過去にそれが原因でやらかしてたりすると、尚更自分を責めてしまいガチです。
どうにもならないことというのは例えば「電車の遅延」みたいな明らかに自分のせいではないどころか、自分ではどうやっても防ぎようがないことです。
自分では防ぎようがないことなのに「自分が悪い」と追い込んで、ポンコツすぎる自分に嫌気が指してしまうのです。
幼い頃から「ダメな子」だと言われてきた
幼少期、普通の子だったにも関わらず、親などの周囲から「ダメな子」だと否定されて育ってくると、自己肯定感が低めでポンコツなんだと思ってしまいやすいです。
周囲の人に「何をやらせてもできないな」や「お前じゃできない」みたいなことを、言われた経験があるのではないでしょうか。
実際にはそんなことはなく、ちゃんとやればできていたのに、「ダメな子」だと言われすぎてそう思い込まされてしまっている可能性が高いです。
周囲にそんな人がいるのならば、早い段階でその人から離れるようにしたほうがいいですね。
メンタル面の病気になってしまっている
実は自分で気がついていないだけで、ポンコツすぎて嫌になってしまうのはメンタル面が病気になってしまっている可能性があります。
子供の頃から実は発達障害だったのにも関わらず、親はそれを認めることができず、隠して普通に過ごさせてきたといったパターンもあります。
こういったメンタル面の病気であった場合やそういった可能性があるなら、病院でちゃんと診てもらったほうが良いです。
病気の種類によって対処方法が異なりますし、1人で抱え込んでいてもどうにもならないことなので、きちんと専門の人を頼るのがベストですね。
自身をとりあえず守ろうとしている
自分をとりあえず守ろうと無意識にしている行動・言動が、「自分はポンコツだ」といった点の認識をより加速させている可能性があります。
怒らないようにするために自分のことを下げて感情をコントロールしたり、「自分はポンコツだ」といえば周りが気にしてくれると思っている、といった行動・言動がそれにあたります。
その瞬間など短い期間で見れば自身の気持ちをみたしてくれるものの、こういった行動の心理には「ポンコツな自分と向き合えない」などの感情があります。
その結果「自分はポンコツなんだ」という認識を強めてしまい、より一層ポンコツであることを感じて落ち込みやすくなってしまいます。
ポンコツすぎて嫌になることへの5つの改善策
ポンコツすぎて嫌になってしまうことへの改善策としては、以下の5つがあります。
- 成果よりもこれまでの過程を評価していく
- 自身が成長してきたことなどを振り返る
- 生活のリズムをきちんとさせる
- 他人と比べるようなことをしない
- 職場の環境そのものを変えてみる
成果以上に過程を評価することや自身の成長を振り返るといった精神面や生活のリズムを正しくするなど基本的なこともあります。
ここからは、上記のポンコツすぎて嫌になってしまうことに対する改善策に関して、より詳しく説明いたします。
成果よりもこれまでの過程を評価していく
社会では成果・結果が重要視されがちですが、そこにとらわれることなくこれまでの過程を評価してあげることも大切です。
特に数字など目に見える形で結果や成果が出るものだと、悪かった時にそこまでの過程そのものも無駄に思えてしまいます。
悪い結果・成果であったとしても、そこに辿り着くために様々な努力・取り組みを行ってきているはずです。
結果や成果だけでなく、そこまでの過程をしっかりと振り返ってちゃんと評価していくようにしましょう。
自身が成長してきたことなどを振り返る
ポンコツなことを自覚し直そうとしている人ほど、できていることよりできていないことを見てしまう傾向にあります。
これまでの成長を振り返ってみれば、ちゃんとできていることもできていないことと同じかそれ以上にあるはずです。
毎日仕事をしていることや怒られつつ続いていることなど、身近なことでできていることがいくつも出てくるはずです。
「自分はダメな子だから」ではなく、「ここまで成長してきている」と実感することが大切です。
生活のリズムをきちんとさせる
怠惰な生活を送ってきてしまっていると、それだけでメンタル面も弱っていってしまう傾向にあります。
これまでの生活を見直して、生活リズムをきちんとさせていくことで、メンタルが前向きになっていきます。
メンタルだけでなく、身体的にも健康となって生活そのものが充実していきやすいです。
「ポンコツな自分が嫌になる」と落ち込み気味なら、とりあえず生活習慣の見直し・改善からやってみるのが良いですね。
他人と比べるようなことをしない
自分がポンコツだと自覚してしまうと、尚更周囲の人と自分を比べるようなことをしてしまいがちです。
比較をやめられないのが人間の本質なので、比較を行わないように情報そのものをシャットダウンするのが良いです。
会社での業績はとりあえず見ないようにしたり、スマホやPCで同棲代の活躍などのニュースは見ないようにするといった感じですね。
SNS関係は一切触らないや周囲の人の自慢話を聞かないなど、徹底してシャットアウトしていきましょう。
職場の環境そのものを変えてみる
特に職場で周囲から「ポンコツ」だと言われている場合、実はその職場の環境そのものが悪影響を及ぼしている可能性があります。
また自身が行ってきた仕事が実は自分にはあっていない・向いていない仕事だったということも少なくはないです。
そういった職場に問題がありそうなら、別の会社へと転職を行うことを考えるのもありです。
もっと環境の良い職場へと転職することで、ポンコツどころか一躍エースにまでなる可能性がありますよ。
まとめ
今回はポンコツすぎて嫌になってしまう原因とその改善方法について、より具体的にご紹介してきました。
ポンコツすぎて嫌になる原因としてはメンタル的なものが多く、下手するとメンタル系の病気にまでなっている可能性があります。
改善方法も原因と同じくメンタル的なところから改善していくことで、ポンコツすぎて嫌になるのが直っていきます。
自分がポンコツすぎると悩んでいるなら、今回紹介した改善方法をぜひ行ってみてください。