周囲からポンコツと言われた、ポンコツと呼ばれる芸能人と自分が似ているなどの理由から、自分はポンコツなのでは？と感じている方は多いのではないでしょうか。
本記事では、ポンコツと呼ばれる性格の特徴を紹介するとともに、改善策を提案します。
ポンコツなのは悪いことばかりではありませんが、少しでも改善していきたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
ポンコツな性格の特徴30選
まずはポンコツな性格の特徴を30選紹介していきます。
自分に当てはまる部分がいくつあるか、チェックしてみましょう。
時間にルーズ
時間にルーズな人はポンコツと思われやすいです。
待ち合わせの時間を守らない、解散時間を守らない、いつまでも残業をしているなど、時間の管理がきちんとできていない印象を与えるためです。
時間にルーズだと自分が非効率なだけでなく、周囲にも迷惑をかけてしまいます。
時間に遅れることは相手の人生の時間も奪うことだと再認識し、時間に対する考え方を改める必要があります。
お金にルーズ
お金にルーズなのも、ポンコツな性格の一つです。
お金の貸し借りをよくしている、ギャンブル好き、貯金せず好きなだけ使うなど、お金の管理が甘いと、だらしない性格に思われます。
お金の管理ができていないと、万が一大きな出費が必要になったときに支払えなくなる可能性があります。
貸し借りをすることで信頼関係に傷がつく可能性もあり、早めに見直す必要があります。
異性関係にルーズ
異性関係にルーズな人も、ポンコツな性格と思われる可能性があります。
不特定多数の異性と関係を持っていると、信頼関係を築けず、自分自身を傷つける原因にもなります。
自己肯定感が低い方は異性関係にルーズになりがちな傾向があるため、自分に自信を持つことも大切です。
異性と遊ぶ以外に時間の使い方を考えるなどの工夫もしてみましょう。
同じミスが多い
同じミスが多い方は、ポンコツな性格と思われる可能性が高いです。
仕事や学校、また私生活において同じミスが頻出すると、注意する人やミスへの対応をする人に迷惑をかけてしまいます。
誰でもミスはするものですが、同じミスを繰り返さないよう慎重に作業をしていくことが大切です。
ネガティブな考えをする
ネガティブ思考な人は、ポンコツな性格と思われやすいです。
何をするにしてもマイナス思考な発言をしていると、周囲のモチベーションを下げたり、やる気がない人だと思われたりしてしまいます。
ネガティブな思考は慎重な考えができるとも言い換えられるため、悪いことではありません。
ですが、少し前向きな思考を取り入れてみることも大切です。
向上心がない
向上心がない人は、ポンコツな性格の印象を与えます。
成長したいという考えがないため、仕事でもプライベートでもやる気を感じられず、何が楽しいのか、何をしたいのかわからない人という印象を与えてしまいます。
実際に、向上心がないと自分でも何がしたいのかがわからず、その場その場で行動して失敗することも多いでしょう。
成長したいという気持ちがないため失敗から学ばず、また同じことを繰り返してしまいます。
自己中心的な考え方
自己中心的な考え方をする人も、ポンコツな性格といえるでしょう。
自分だけよければそれでいいという考え方は、周囲に迷惑をかけてしまいます。
良好な人間関係を築けず、いざというときにサポートしてもらえなくなることもあるでしょう。
自分だけが満足するのではなく、周囲も満足するにはどうすればいいのかを考えることが大切です。
プライドが高い
プライドが高い人は、ポンコツな印象を与えます。
プライドが高いものの失敗や失言が多い人はとくに、扱いづらい印象を抱かれている可能性があります。
注意されても聞き入れない、新しい方法を取り入れないなど、プライドの高さが垣間見えるとポンコツな印象を与えてしまうでしょう。
プライドの高さがコミュニケーションの邪魔をしていないか、会話を振り返ってみることも大切です。
承認欲求が強い
承認欲求が強い人も、ポンコツな性格と思われることがあります。
少しの行動でもやたらと認めてもらいたがる、誇張して表現するなどは、周囲からは扱いにくい人になってしまいます。
近年はSNSでも承認欲求を満たせるようになりましたが、SNSでの発言からも承認欲求の強さが垣間見られることもあるでしょう。
言葉遣いが幼い
言葉遣いが幼い人は、性格までポンコツと思われてしまいます。
正しく美しい言葉遣いはそれだけでもその人をきちんとした印象にしますが、幼い言葉遣いは反対に性格もきちんとしていないという印象を与えるでしょう。
一人称が自分の名前だったり、子どもが使うような用語を用いたり、声のトーンが高すぎたりすることがないか、自分の話し方を振り返る必要があります。
趣味が少ない
趣味が少ないと、ポンコツな性格の印象を与えます。
仕事終わりや休日に楽しむ趣味がないと、何をモチベーションに生きているのかがわからなくなってしまいます。
自分でも趣味が少なくてポンコツだと感じる方は、趣味となる新しいものにチャレンジする勇気をもってみましょう。
メンタルが弱い
メンタルが弱い人は、ポンコツな性格の可能性が高いです。
少しのことですぐに泣く、立ち直れなくなるなど、次に進めずに周囲に遅れを取ってしまいます。
メンタルが弱くなる原因は人それぞれで、生まれつきそのような性格の人もいます。
すぐに改善するのは難しいですが、気持ちを切り替える方法を知っているだけでも楽になります。
マイペース
マイペースすぎると、ポンコツな性格とみなされる可能性があります。
周囲に合わせることなく自由に動くと、ときに仕事や作業に支障をきたすことがあり、迷惑をかけてしまいます。
プライベートでもマイペースに行動することで友人との約束に遅れる、すぐ迷子になるなど、無駄な時間を作ってしまうこともあるでしょう。
感情の起伏が少ない
感情の起伏が少ない人は、ポンコツな性格といえるかもしれません。
他人に対して興味がなく、あまり深く考えることがないため、感情が大きく動くことが少ないです。
映画やドラマを見ても何も思わない、友人の話に同情できないなどの場合、ポンコツな性格と思われている可能性があります。
深く考えない
物事を深く考えない人は、ポンコツな性格の可能性があります。
一つひとつの出来事や作業、仕事などに対して考えることなくこなしているので、もう一歩踏み込んだアクションができません。
周囲からは、言われたことだけやる人、自発的に動かない人と思われているケースもあります。
作業効率が悪い
作業効率が悪い人は、ポンコツな性格と思われやすいです。
作業効率が悪いと、必要以上に時間がかかり、周囲に迷惑をかけることもあります。
一つひとつの作業に時間をかけすぎる、複数のタスクを同時にこなせないなどの場合、ポンコツな性格と思われる可能性が高まるでしょう。
すぐにあきらめる
すぐにあきらめる人も、ポンコツな印象を与えます。
粘り強く何かを続けられないと、仕事でもプライベートでも成功体験を積み重ねられません。
「どうせだめだから」とあきらめグセがつくと、自分だけでなく周囲のモチベーションも下げてしまいます。
相手の話を聞いていない
相手の話をよく聞かない人は、ポンコツな性格と思われる可能性があります。
ポンコツな性格に該当する人はそもそも他人への興味が薄く、相手の話にもあまり関心がありません。
プライベートならまだしも、仕事の話だと業務に支障が出たりミスにつながったりするかもしれません。
自分から行動しない
自分から行動しない人は、ポンコツな性格に該当する可能性があります。
何事にも受け身だと新しいことにチャレンジできず、自分の意思がないとみなされてしまいます。
業務で新しい提案をする、効率化のシステムを考えるなどができていないと、ポンコツな性格と思われるでしょう。
忘れ物が多い
忘れ物が多い人は、ポンコツな性格の可能性があります。
注意散漫な人の印象を与え、仕事でも同じようにミスをするだろうと思われることもあります。
物事への執着が少ないのは人によっては魅力ではありますが、最低限の身の回りの持ち物はしっかり管理する必要があります。
自分に甘く人に厳しい
自分に甘く人に厳しい人は、ポンコツな性格の可能性があります。
自分のミスは棚に上げて、人のミスの指摘ばかりしていると、信頼を失ってポンコツな印象を与えてしまうでしょう。
他人に厳しいだけでなく自分にも厳しい人であれば、叱責されても説得力があります。
ですが自分のミスを認めないなどの性格は、周囲から反感を買ってしまうでしょう。
大きな目標がない
大きな目標がない人は、ポンコツな性格と思われやすいです。
目標があるとそれに向かって仕事などをがんばれますが、目標がない場合はモチベーションの維持が難しいです。
とくに、将来やりたいことの明確なビジョンがない場合、自分でもどこに向かえばいいかわからず悩む時間ばかりが増えてしまうでしょう。
友人が少ない
友人が少ない人は、ポンコツな性格の可能性があります。
これまでの言動から周囲の信頼関係を失い、友人だった人が離れているのかもしれません。
もともとコミュニケーションを取るのが苦手で、友人が少ない人もいます。
新しい友人の作り方もわからず、他人に興味がないので現状に満足している人も少なくありません。
人をイライラさせてしまう
人をイライラさせてしまう人も、ポンコツな性格といえます。
発言や考えが相手のペースと合わないと、イライラさせてしまうことがあるでしょう。
ただし、単に相手が短気なだけだったり、相手との相性が悪いだけだったりする可能性もあります。
相手にペースを合わせるのが難しい人は、お互いに過ごしやすい距離を取ることも大切です。
勘違いをよくする
勘違いが多い人は、ポンコツな性格の可能性があります。
人の話をあまりきちんと聞いておらず、勝手に解釈して勘違いしてしまうケースです。
自分のなかでは筋が通っていても、他人からするとなぜその発想に至ったのか理解できません。
会話がちぐはぐになったり、説明に余計な時間がかかったりすることもあるでしょう。
片付けが苦手
片付けが苦手な方は、ポンコツな性格かもしれません。
身の回りの管理ができず、持ち物を把握できていないため、部屋やデスクが散らかってしまいます。
視界が散らかっていると気も散りやすくなり、余計にミスなどを増やしてしまうでしょう。
スケジュールを把握できない
スケジュールを把握できない、管理できない人は、ポンコツな印象を与えます。
業務でタスクが管理できないと自社や取引先に迷惑をかけ、プライベートでも友人や家族の信頼を失ってしまいます。
毎日、毎週、毎月など、単位を決めて、スケジュールを把握できれば、今どの行動をすべきかがわかりやすくなります。
文章をきちんと読まない
文章をきちんと読まない人は、ポンコツな印象を与えます。
説明書やマニュアルを確認せず行動するため、周囲が指摘する余計な手間がかかってしまいます。
また、文章を読んでいてもきちんと理解していないケースも多く、こちらも他の人の手を煩わせてしまいます。
身だしなみを気にしない
身だしなみを気にしない人は、周囲にポンコツな印象を与えます。
とくにビジネスシーンにおいて、周囲を不快にさせない清潔感のある装いは大切です。
きちんとした恰好をしている人はそれだけで信頼度も高まり、取引などのチャンスにも影響します。
スーツやオフィスの服の汚れだけでなく、髪や肌、爪などの細かな部分など、抜けている部分があると仕事ができない印象を与えるでしょう。
空気を読めない
空気を読めない人は、ポンコツな性格と思われやすいです。
周囲が何を話しているか、どのような言葉がけか必要かを考えず発言するため、空気を冷やしてしまうこともあるでしょう。
自分の意見を持つことは大切ですが、集団行動をするうえでは自由すぎる発言はひんしゅくを買う恐れがあります。
ポンコツな性格を改善するには？
ポンコツな性格の特徴に当てはまる部分が多く、改善したい人に向けて、どのような方法があるかを解説します。
人によってはポンコツな部分も魅力となるため、無理に変えていく必要はありません。
ですが、現状に問題を感じている方は以下の方法で改善してくことも検討しましょう。
小さな成功を積み重ねる
小さな成功を積み重ねることで、ポンコツな性格を改善していくことが可能です。
ポンコツな性格の人はチャレンジしたがらない、すぐにあきらめる傾向がありますが、小さい成功体験を積み重ねると「もっとやってみたい」「次はさらに上を目指したい」とモチベーションを高くしていけます。
朝早く起きる、凡ミスを減らすなど、簡単なことからで構いません。
目標を設定して、成功したら自分をほめてあげましょう。
問題点を明確にする
問題点を明確にして、その部分を解決していきましょう。
なんとなく自分はポンコツだと思っていても、何から改善すればいいのかわからず時間だけを無駄にしてしまいます。
上記で紹介した特徴に当てはまる部分にフォーカスし、改善すべきポイントを見極めましょう。
複数ある場合は重要度が高いものから取り組んでいくと、よりスムーズにポンコツな性格を改善していけます。
読書をする
読書をすることで、知識が身につくだけでなくさまざまな効果があります。
文章をきちんと読む、内容を理解する、自分以外のさまざまな世界や考え方に触れることで、視野を広げて活動的になれるでしょう。
読書習慣がない方も、まずは1日10分など読む量を決めて取り組んでみましょう。
小説、エッセイ、自己啓発、ビジネスなど、書店に行って自分の興味がわきそうな本を探してみるのもいい体験になりますよ。
人と会話をする
できるだけ多くの人と会話して、コミュニケーションを取るようにしてみましょう。
コミュニケーションを取ることで自分の不足している部分に気づけたり、他人に興味を持って深く話の内容を理解できるようになります。
ポンコツな性格の人の多くは、他人に興味がなく、コミュニケーションが希薄です。
ビジネスでもプライベートでも、人間関係を構築するにはコミュニケーションが欠かせません。
職場、家族、友人など、今まで以上に会話を大切にしてみましょう。
ポンコツな性格から脱却しよう！
ポンコツな性格と呼ばれる人の特徴や、今すぐできる改善策を紹介しました。
一口にポンコツといっても、その理由はさまざまです。
改善したいと思ったら、自分のどの部分がポンコツなのかを見極めて最適な対策を考えましょう。
ポンコツな性格を改善する方法は多数ありますが、まずは自分を見つめなおす時間を作ることが大切です。
なりたい自分の理想像を思い描きながら、ポンコツな性格を少しずつ改善していきましょう。
