仕事をしていてこのような悩みはありませんか？
「職場でポンコツだと思われていそう」
「仕事でのポンコツを治したい」
本記事では、仕事でポンコツだと思われる原因と対処法について詳しく解説します。
仕事でポンコツだと思われるのはよくない？
結論から申し上げますと、仕事をする中で職場の人からポンコツだと思われることは避けるべきです。
そもそも「ポンコツ」という言葉は、機械や車が故障や不具合を起こしているときに使用される言葉を指し、人に対しては「役に立たない」や「だらしがない」、「抜けている」などネガティブな意味で使用されることが多い言葉となっています。
そのため、仕事をする中で職場の人からポンコツだと思われてしまうと、大切な仕事を任せてもらえなくなってしまうだけではなく、周囲から頼られなくなってしまい、次第に会社内に居場所がなくなってしまうこともあるのです。
また、昇給やキャリアアップなどの道も閉ざされてしまうこともあるため、職場の人からはポンコツだと思われないことに越したことはありません。
仕事でポンコツだと思われる原因と対処法
仕事でポンコツだと思われる原因は以下の通りです。
- 同じミスを繰り返してしまう
- 上司や先輩の話を聞かない
- 自主的に考えて行動できない
- デスクが常に散らかっている
- スケジュール管理ができていない
- 仕事に優先順位を付けられない
それぞれの原因と対処法について詳しく解説します。
1.同じミスを繰り返してしまう
ポンコツの代表的な特徴として挙げられるのが、同じミスを繰り返してしまうということです。
仕事上では一度教えられたことは基本的に一度でできるようになることが当たり前ですので、何度も同じミスを繰り返してしまうとポンコツだと思われてしまいます。
そのため、先輩や上司から仕事を教わるときはメモを取るなど、後から仕事内容を見直せるようにするとともに、分からないことがあればその都度質問することが大切です。
教わっている最中に上司や先輩の話を遮ってまで質問するのは申し訳ないと感じる方も多いですが、教える側からすると後から何度も質問されるほうが迷惑だと感じることが多いため、その場で質問するといいでしょう。
2.上司や先輩の話を聞かない
ポンコツな人は他人の話を聞いているときに考え事をしてしまったり、分からないことがあるとそればかりを考えてしまうなど、他人の話を集中して聞けないという特徴があります。
仕事において上司や先輩の話をしっかりと聞かないと、仕事の指示を受けることもできませんし、何より目上の人に対して失礼になってしまいます。
また、ポンコツな人はシングルタスクである人も多いため、仕事しゅうに話しかけられても聞き流してしまったり、適当に返事して内容を理解していないというケースも多いです。
このように、ポンコツな人は上司や先輩の話を聞けないことも多いため、仕事を中断したり、ほかのことを考えないようにして先輩や上司からの指示をしっかりと聞ける環境を作ることが大切になります。
3.自主的に考えて行動できない
ポンコツな人は自分の行動を他人に任せがちな部分があるため、自主的に考えて行動することが苦手な人が多いです。
しかし、仕事において上司や先輩からの指示を待ち、指示通りだけに仕事をするのは「指示待ち人間」としてネガティブな印象を持たれてしまうこともあります。
もちろん上司や先輩からの指示通りに仕事を進めることも大切ではありますが、やはり自主的に考えることのできない人材は優秀な人材とは言えないため、しっかりと考えて仕事ができるようにあることが大切です。
そのため、まずは自分に与えられた仕事を効率よくできる方法を考えて実行したのちに、更なる改善策などについて上司や先輩に相談するなど、仕事をより良い方向に行うために行動してみましょう。
4.デスクが常に散らかっている
ポンコツな人は身の回りの管理ができないという特徴があるため、デスクが常に散らかっているとポンコツやだらしないという印象を持たれてしまいます。
デスク上にゴミがおいてあったり、書類が散らばっているなどあからさまにデスクが散らかっている場合はもちろん、離席時にパソコンが開きっぱなしだったり、椅子が出しっぱなしなど、細かい部分でも見る人によってはだらしないと思われてしまうのです。
そのため、職場の人から見られるデスクの上は常に整理整頓しておくとともに、離席時にはパソコンを閉じる、椅子をしまうなどを無意識に行えるように意識的に行うようにしましょう。
5.スケジュール管理ができていない
ポンコツな人はスケジュール管理が苦手な人が多いため、業務のスケジュール管理ができずに仕事の締切日や上司への業務報告する時間に遅れてしまうなど、スケジュール管理ができないことも多いです。
仕事においてスケジュール管理能力は非常に大切で、予定されていた日時より1分でも遅れてしまうと信頼を失ってしまう可能性もあるため、しっかりと日時まできっちりスケジュールを把握する必要があります。
最近のカレンダーは予定機能だけではなく、タスク管理や時間ごとの予定に分けることができる機能が備わっていることも多いため、細かくスケジューリングしてこまめにチェックするようにしましょう。
6.仕事に優先順位を付けられない
ポンコツな人はひとつのことに集中すると他のことに意識を割くことができないという特徴もあるため、先にやるべき仕事を後回しにしてしまう場合もあります。
同じタイミングで複数の業務を担当する場合、ポンコツでない人でも優先順位の高い仕事を後回しにしてしまうこともありますが、ポンコツな人はもっと後回しにしてしまう可能性が高くなってしまうでしょう。
そのため、自分が担当する仕事の締切日を事前に確認しておき、どの仕事を優先的に行う必要があるのかを毎日チェックすることが大切です。
また、現在進行形で進めている仕事の最中に上司から新しい仕事を振られてしまって自分で優先順位を付けられないときは、上司に相談するといいでしょう。
ポンコツなのは環境が原因の可能性もある
仕事をしていると自分はポンコツなのではないかと思ってしまう場面も多いですが、ポンコツだと感じる原因は自分自身ではなく環境が合っていないからという理由の可能性も十分にあります。
人によって楽しめる仕事やスキルを発揮できる仕事は異なりますが、仕事でスキルも発揮できず楽しくもない場合、誰でも集中して仕事をすることはできませんし、高いモチベーションで仕事をすることもできません。
そのため、仕事を楽しめていない状況が続いているという方や、職場の人間関係が合わないという方は、ポンコツなのではなく環境が原因である可能性があるため、転職を検討するのもひとつの解決方法となります。
まとめ
本記事では、仕事でポンコツだと思われる原因と対処法について詳しく解説しました。
ポンコツという言葉を人に対して使う場合、”愛おしい”や”かわいい”などのポジティブな意味合いで使われることも多いですが、仕事で使用されるポンコツは本来の”役に立たない”という意味合いで使用されることが多いため、職場の人からポンコツだと思われるのは避けましょう。
ぜひ本記事を参考にして仕事でポンコツだと思われる原因と対処法をチェックしてみてください。
