主婦は掃除、洗濯、料理、家計の管理などやるべきことが多く、完璧にこなせない自分はポンコツなのでは?と落ち込んでしまうこともありますよね。
本記事では、自分をポンコツだと思っている方におすすめしたい楽なテクニックを紹介します。
がんばりすぎることなく主婦業を続けられるコツも紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
ポンコツな主婦の特徴とは?
まずは、ポンコツな主婦とはどのような人を指すのかを見てみましょう。
自分に当てはまる部分がある方は、以下で紹介するテクニックもチェックしてみてくださいね。
マイペースな部分がある
マイペースな部分がある方は、ポンコツと思われてしまうことが多いです。
主婦の仕事は掃除、洗濯、料理など多岐にわたり、毎日しなければならないこともたくさんあります。
そのなかで、自分のペースだけで動いていると家族のスケジュールに影響が出ることもあるでしょう。
例えば食事や洗濯などが遅れると、家族の食べるものがない、着るものがないなどの状況に陥ってしまいます。
家族と協力して家事を行うことがおすすめですが、自分の担当している家事もマイペースに続けているとほかの家族に負担をかけてしまうこともあるでしょう。
家事に時間がかかる
家事に時間がかかりすぎてしまう場合も、ポンコツと思われる可能性があります。
慣れないあいだは家事は順序よく行うことは大変なので、どうしても時間がかかってしまうこともあるでしょう。
洗濯をしているあいだに掃除をする、煮込み料理を作りながら副菜を作るなど、慣れてくればスムーズに家事を続けられるようになります。
慣れない家事に苦戦している方は、時間がある程度解決してくれることも理解しておきましょう。
周囲に相談できない
周囲に相談できる人がいないと、自分をポンコツだと思い込んでしまいがちです。
主婦は自宅で家事を続けるため、どうしても周囲とのコミュニケーションが取りにくくなってしまいます。
また、家事は主婦がやるものという認識が強い家族に囲まれていると、自分ができないことも相談しにくく、家事がスムーズにできないのはすべて自分のせいだと思い詰めてしまうでしょう。
実家、友人、保育園の先生、さらに自治体の相談センターなどを利用して、辛いと感じていることを相談してみることもおすすめです。
責任感が強すぎる
責任感が強すぎると、自分をポンコツだと責めすぎてしまう可能性があります。
家事は主婦がすべてやるもの、毎日完璧にやるべきという気持ちが強いと、少し失敗しただけでも自分はなんてポンコツなんだとショックを受けてしまいます。
SNSやメディアを見て、世の中には完璧な主婦しかいないと思い込む人もいます。
ですが、世の中のすべての主婦が完璧なわけではなく、SNSにはいいことしか書かない人も多いです。
全部やらなければならないという義務感、責任感を少しずつでも減らし、自分らしく家事を楽しめる方法を見つけていきましょう。
お金の管理が不十分
お金の管理が不十分だと、ポンコツと思われることがあります。
主婦は日々の家事だけでなく、家計の管理もしなければなりません。
食費や電気代、ローンの返済などを考慮したうえでお金を使わなければ、生活がままならなくなる可能性もあります。
子どもがいる場合は将来の教育費や、自分たちの老後資金も考える必要があります。
日々のお金の使い方を意識することはもちろん、通信費やローンなど毎月固定の支出も見直せば、節約もしやすくなりますよ。
ポンコツ主婦でもできるラクテク5選
自分はポンコツだから家事ができない…と落ち込んでいる方も、ラクテクを駆使することでスムーズに日々を過ごせるようになるでしょう。
仕事や育児に忙しく主婦業がおろそかになってしまうとお悩みの方は、以下のテクニックを活用してみてくださいね。
時短レシピを取り入れる
毎日の料理には、時短レシピを取り入れましょう。
料理は毎日しなければならない家事のひとつですが、時短レシピを取り入れることで大幅に負担をカットできます。
フライパンひとつでできる、電子レンジでできるなど、簡単にできる料理はたくさんあります。
毎日完璧な食事を用意しなければと責任を感じすぎるのではなく、適度に手を抜く方法を取り入れることも大切です。
時短レシピはレシピ本が多数あるだけでなくネットにもたくさん掲載されているので、早速試してみましょう。
休日に作り置きをする
休日に作り置きをすることで、日々の料理の負担をさらに低減できます。
フルタイムで働きながら家族全員の料理も続けるのは、主婦にとっては負担が大きいです。
毎日の時間を有効活用するために、休日に一週間分の料理を作ってしまいましょう。
ハンバーグをこねて冷凍しておけば、帰ってきてからフライパンで焼くだけですぐに料理が完成します。
副菜なども、お皿にのせるだけ、温めるだけですぐ食べられる状態にすることが可能です。
作り置きは一度にまとめて作るので、毎日料理するよりも時間もコストもカットできます。
作り置きレシピなども参考にしてみてください。
家事をする曜日を決める
家事をする曜日を決めることで、スケジュールを管理しやすくなります。
月水金は洗濯、火木は掃除など、曜日ごとに区切れば「今日はなにから始めよう…」と悩む時間をカットして、機械的に動けるようになります。
毎日しなければならない家事、二日おき、三日おき、週に一度でいい家事などを分類し、無理のないスケジュールを立てましょう。
ルーティーンを決めてしまえばあとは最低限の負担で、無理なく続けやすくなりますよ。
便利グッズを活用する
家事を楽にしてくれる便利グッズを活用することもおすすめです。
お掃除ロボットで掃除の手間を省く、干したあとそのまま収納できるハンガーを使って洗濯物をたたむ時間を減らすなど、便利グッズを活用すれば家事の時間や負担を短縮できます。
家電などは初期費用がかかりますが、こまごまとした便利グッズは100円均一ショップでも入手できます。
家事のどんな部分に負担を感じているか考え、それをサポートしてくれる便利なアイテムを探してみましょう。
家計簿アプリを使う
お金の管理が苦手な方は、家計簿アプリを使うこともおすすめです。
家計簿アプリにはさまざまな種類がありますが、最近はレシートの写真を読み込んで処理してくれるアプリや、クレジットカードにひもづけて管理してくれるアプリなどがあります。
ノートに書き込んだりアプリに入力したりするのは面倒で続かないという方は、便利な家計簿アプリを活用してみましょう。
お金の流れが把握できれば、無駄を見つけやすく、節約もしやすくなります。
将来のお金の不安を解消するためにも、まずは家計簿アプリを使ってみましょう。
ポンコツな主婦といわれても落ち込みすぎる必要はない理由
ポンコツな主婦と家族や周囲から言われて落ち込んでいる方も多いでしょう。
ですが、ポンコツと言われても落ち込みすぎる必要はありません。
なぜポンコツという言葉を気にしすぎる必要がないのか、その理由を紹介します。
SNSにはいい面しか書かない人が多い
SNSでは多くの主婦が情報を発信していますが、そのほとんどはいい面ばかりが書かれています。
できなかった家事、失敗した家事、家族との揉め事などは書かれておらず、投稿だけを見ると完璧な主婦のように見えてしまいます。
自分がその投稿を見て落ち込むのはもちろん、その投稿を見た家族に「どうしてこんなふうにできないの?」と責められることもあるでしょう。
ですが、いい面ばかりを投稿している人にもできないことや失敗はたくさんあります。
SNSの投稿やそれを見た人の反応は気にしすぎることなく、自分らしく日々の家事を続けましょう。
主婦に正解はない
主婦の仕事には正解がないということも理解しておくことが大切です。
正解がない分考え方は人それぞれで、誰かの考えが正しいわけではありません。
営業なら契約を取ること、エンジニアならシステムを構築することなど明確なゴールや目標、正解のステップがありますが、主婦は「こうしなければならない」「これができないといけない」というわけではありません。
自分の考え方や自分が快適、楽しいと思う気持ちを優先して、誰かの決めつけに縛られすぎないようにしましょう。
家事は家族の協力があってこそ
家事は家族に協力してもらうことも大切だと考えましょう。
家事は主婦がやるもの!と意気込みすぎると、対応しきれなかったときに自分を責めすぎてしまいます。
とくに共働きでフルタイムで働いている方にとって、すべての家事を行うことは不可能に近いでしょう。
夫はもちろん、実家や義実家など、協力してもらえる部分は積極的に頼る姿勢も大切です。
子どもと一緒に料理や掃除をすることで、子どもの人間としての生活力を育ててあげることも可能です。
活用できる便利グッズは多数ある
家事を楽にする便利グッズはたくさんあり、今や多くの人が取り入れています。
便利グッズを使っているから手を抜いている、使わないほうがえらいといったことはないので、積極的に取り入れていきましょう。
共働きや育児もしながらの家事は、現代では大変です。
その分家事をスムーズにするための便利グッズも多数登場しているので、使うことに罪悪感を抱く必要はありません。
レトルト食品や即席料理なども活用して、日々の家事にかかる負担を軽減しましょう。
ポンコツと自分を責めすぎないで!主婦のラクテクを取り入れよう
ポンコツな主婦でも簡単に続けられるテクニックや、考え方について紹介しました。
ポンコツといわれて落ち込む、周囲と比べて自分を責めてしまう主婦の方も多いですが、気にしすぎる必要はありません。
家事を楽にするテクニックやマインドを取り入れて、毎日の家事も楽しく続けましょう。