今の仕事でミスばかりしている、毎日のように上司に怒鳴られるという方は、自分のことをポンコツだと思い込んでしまいがちです。
自分のようなポンコツでもできる仕事はあるのだろうか？と将来に不安を感じてしまうこともありますよね。
本記事では、ポンコツでもできる仕事とはどのようなものか、自分に合う仕事の探し方などを紹介します。
今の仕事は自分に合っていない、自分に向いている仕事があるとは思えない方は、ぜひ参考にしてみてください。
ポンコツすぎて仕事ができないと感じる人の特徴
ポンコツすぎて仕事ができないと感じる人の特徴や、自分をポンコツだと思ってしまう瞬間を紹介します。
自分に当てはまる瞬間がないか、振り返ってみてくださいね。
コミュニケーションが苦手
コミュニケーションが苦手な方は、自分をポンコツだと思ってしまいやすいです。
ビジネスにおいてどんなシーンでも、周囲と協力するためのコミュニケーションは必要です。
きちんとコミュニケーションが取れないと、進捗がうまく把握できない、ミスに気づかないなどの可能性があります。
また、人間関係を円滑にできず、困ったときに相談できない、人望がなく昇格しにくいなどのトラブルもおきやすくなるでしょう。
スケジュール管理ができない
スケジュール管理ができないと、ポンコツだと思われてしまいやすいです。
業務を円滑に進めるにあたって、スケジュール管理は非常に重要です。
業務によっては、自社だけでなく取引先に迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。
自分がスケジュールを把握していなかったせいで納期が遅れた、提出物が間に合わなかったなどが続くと、自分をポンコツに感じたり周囲からそのように思われる可能性が高くなります。
単純作業が苦手
単純作業が苦手な方が単純作業メインの仕事を担当すると、つまらないと感じたり、仕事に嫌気がさしたりしてしまいます。
モチベーションを維持できず、仕事ができないように周囲に思われる可能性があるでしょう。
ポンコツと呼ばれる人にもさまざまなタイプがあり、単純作業が得意な人もいれば斬新なアイデアが求められる革新的な仕事が得意な人もいます。
自分に向いている仕事を見極めて、適切な仕事を見つけることも大切です。
アイデアを求められる仕事が苦手
単純作業とは反対に、アイデアを求められる仕事が苦手な方もいます。
発言をしないことを責められる、企画書に何度もダメだしされるなどが続くと、自分はポンコツだと思ってしまうでしょう。
その分、単純作業やルーティンワークが得意な人もいます。
どんなときに自分の能力を最大限発揮できるのかを考え、場合によっては転職を検討することもおすすめです。
競争意欲が低い
競争意欲が低い人は、周囲から見るとポンコツに思われることがあります。
営業などのノルマがある仕事はもちろん、日々の業務で成果を出す姿勢が求められる仕事は多くあります。
ですが、周囲と自分を比べない、仕事よりも私生活を優先したい人は、仕事にたいして前向きではない、意識が低いと思われがちです。
働き方への考え方は近年変化しつつあり、多様化しています。
「こうでなければならない」という思い込みや、それによって罪悪感を抱えたりしすぎることがないよう、マインドを意識してみることも大切です。
ポンコツでもできる仕事を探す前のチェックポイント
自分は何をやってもダメだ…と落ち込んでしまう方は、ポンコツでもできる仕事を探す前に以下の点をチェックしてみましょう。
自分に合った仕事を見つけることで、ポンコツだと落ち込みにくくなるでしょう。
自分の得意不得意を把握する
まずは自分の得意なこと、不得意なことを把握しましょう。
自分をポンコツだと思ってしまうのは、不得意な仕事を任されているからかもしれません。
自分の得意な仕事であっても、許容量を越えた仕事を任されていると抱えきれなくなってしまいます。
事務作業、営業、接客など自分が得意な仕事を見極め、さらに許容できる範囲を明確にすることで、仕事の選別をしやすくなるでしょう。
求人情報をチェックする
ポンコツでもできる仕事なんてないと思っている方は、求人情報をチェックしてみましょう。
現職にとらわれることなく多くの求人に目を通すことで、興味がある仕事、楽しく続けられそうな仕事、自分の趣味をいかせる仕事などを見つけやすくなります。
また、雇用形態も正社員にとらわれずに探してみることがおすすめです。
プライベートな時間を大切にできる派遣やアルバイト、スキルを身に付けてステップアップできる契約社員など、視野を広げることで自分らしい働き方を見つけやすくなるでしょう。
優先事項を明確にする
転職を検討するにあたって、優先事項を明確にすることも大切です。
仕事の選び方は人それぞれです。世間からの評判ばかりを気にしていると、自分に合った仕事を見つけにくくなってしまうでしょう。
給料、年間休日、勤務時間、将来性、人間関係など、仕事を探すうえで考えておきたい条件をピックアップし、自分にとって何が一番大切かを考えてみてください。
収入が下がってもプライベートな時間を楽しめる仕事がしたい、人間関係を気にせず働けるリモートの仕事がしたいなど、優先事項が明確になれば仕事も探しやすくなりますよ。
転職に必要なスキルを身に着ける
ポンコツな自分は転職活動をしても成功しないのではと思っている方は、転職に必要なスキルを身に付けましょう。
転職したい分野でいかせる資格の取得はもちろん、基本的なビジネスマナーやパソコンスキルが身に付く勉強、語学力アップなどもおすすめです。
技術が必要な仕事では資格よりも経験が重視されるケースが多いですが、働き手不足の業界では未経験でも資格があれば採用してもらえることもあります。
今後の選択肢を増やすためにも、自分が興味のある分野の勉強を始めましょう。
趣味や特技を洗いだす
趣味や特技を洗いだし、仕事につなげる方法もあります。
趣味や特技を仕事にすれば、自分の知識や経験をいかせるだけでなく楽しみながら働き続けることが可能です。
転職活動においても自分の熱意をアピールでき、採用につながりやすくなるでしょう。
趣味や特技のいかし方にもさまざまな方法があります。
映画好きなら映画館はもちろん、広告や翻訳、芸能事務所など、接点がある業種を見つけていきましょう。
適正テストを受けてみる
どうしても自分にできそうな仕事が見つからない、自分がどんな仕事をすればいいのかわからない方は、適正テストを受けてみましょう。
適正テストを受けることで、自分の仕事への考え方や大切にしていることがわかりやすくなります。
その結果をふまえて、最適な仕事を探せばよりスムーズに転職活動を進められるでしょう。
適正テストのなかでも、おすすめの職種や業種などまでしっかり教えてくれるものを選ぶことがおすすめです。
ポンコツでもできる仕事の特徴は？
ポンコツでもできる仕事を知りたい！という方のために、ポンコツでもできるといわれる仕事の特徴を紹介します。
自分にとって何が得意か、何が苦手かを明確にしたうえで、最適な仕事を探しましょう。
単純作業が多い仕事
単純作業が多い仕事は、突発的な仕事や柔軟な発想が求められる仕事が苦手な人に向いています。
毎日、または毎月決まったルーティンの仕事は人によっては退屈ですが、向いている人にとっては正確に、スピーディーに進められる可能性があります。
単純作業が多い仕事であっても別の部署やチームでの連携は求められますが、可能な限り単独で作業を進めたい方にも、単純作業メインの仕事は向いているでしょう。
自由な発想が受け入れられる仕事
単純な作業はモチベーションを維持できない、正確さが求められる仕事でミスを連発してしまう方は、自由な発想力が求められる仕事が向いている可能性があります。
斬新なアイデアやデザイン性が求められる仕事なら、自分の感性を最大限にいかした仕事ができるでしょう。
事務作業や細かな作業が苦手な方でも、企画力やデザイン力があればできる仕事はたくさんあります。
これまで単純な作業でミスが多くて自分をポンコツだと責めていた人は、感性をメインにできる仕事にも目を向けてみましょう。
場所や時間の制限が少ない仕事
1日8時間週5日、決まった場所で決まった時間に働くのがつらい方は、場所や時間にとらわれない仕事を探してみましょう。
フルリモートでできる仕事は多数あり、近年はリモートワークの需要拡大によってさまざまな選択肢があります。
パソコンひとつでできる仕事のスキルが身に付けば、自宅や好きな場所で、自分の生活サイクルに合わせた働き方ができます。
通勤が苦痛、都心での生活に疲れたと感じる方は、リモートワークメインの仕事を探してみましょう。
自分の趣味をいかせる仕事
自分の趣味をいかせる仕事なら、自分のことをポンコツと責めすぎることなく楽しめるでしょう。
趣味に費やす熱意をそのまま仕事にも反映できるので、興味のない仕事よりも前向きに取り組むことが可能です。
趣味として長く続けているのであればある程度専門知識や用語も身に付いており、場合によっては即戦力として活躍できるでしょう。
趣味のためにお金を稼がなければならないと感じている方は、働きながら趣味も一緒に楽しめる仕事がないか探してみてください。
人と接することが多い仕事
人と接することが多い仕事は、デスクワークで自分はポンコツだと感じている方におすすめです。
デスクワークは正確性や効率性が重視されやすいですが、殺伐とした雰囲気についていけない、もくもくと作業をするのが苦痛という方もいます。
そんな方は、人と接することが多い仕事を選んでみましょう。
お客様や取引先と直接話すことで感謝の気持ちをダイレクトに伝えてもらえたり、笑顔にできたりして、やりがいを感じられる可能性が高いです。
人と接すると一口にいっても子ども、患者、学生、外国人などさまざまな対象がいるので、自分が関わっていきたい人と接することができる仕事を探すことが大切です。
自分の得意を最大限生かせる仕事を見つけよう
仕事が思うようにできずミスが続くと、自分はポンコツだ…と落ち込んでしまいますよね。
ですが、どんな人にも得意なこと、苦手なことはあります。
今の仕事がたまたま自分に合っていないだけの可能性もふまえて、最適な仕事を探してみましょう。
自分の得意なことを最大限発揮できる仕事なら、楽しく、よりモチベーションを高めて働き続けることが可能です。
まずは何が得意か、そしてどんな仕事ならできそうかを考えてみましょう。
